目次
このソフトウェアについて
サーバテストツール Server Test Tools は、ウェブ・メール・DNSサーバに対して各種テストを行うツール群です。
制限事項
- Web Server Checkerにおいて、SNI(Server Name Indication)には対応していません。
- FTP Server Checkerにおいて、SSL証明書の内容を確認する事はできません。
- SMTP Server Checkerにおいて、SSLの接続は、SMTPSのみ対応しており、STARTTLSは対応していません。
- Domain Checkerにおいて、DNSの問い合わせはUDPのみの対応となります。一部のDNSサーバの問い合わせが失敗することがあります。
メイン画面
- [ファイル(F)]→[読み込み(O)]
ファイルやJSON形式で設定を読み込みます。(一部のツールでは表示されません。) - [ファイル(F)]→[書き出し(S)]
ファイルやJSON形式で設定を書き出しますす。(一部のツールでは表示されません。) - [ファイル(F)]→[Web Server Checker(W)]
「Web Server Checker」を起動します。 - [ファイル(F)]→[Apache Password Creator(A)]
「Apache Password Creator」を起動します。 - [ファイル(F)]→[FTP Server Checker(F)]
「FTP Server Checker」を起動します。 - [ファイル(F)]→[SMTP Server Checker(S)]
「SMTP Server Checker」を起動します。 - [ファイル(F)]→[POP3 Server Checker(P)]
「POP3 Server Checker」を起動します。 - [ファイル(F)]→[IMAP Server Checker(I)]
「IMAP Server Checker」を起動します。 - [ファイル(F)]→[Domain Checker(D)]
「Domain Checker」を起動します。 - [ウィンドウ(W)]
開いている各ツールのウィンドウを操作します。 - [ヘルプ(H)]→[オンラインヘルプ(H)]
このオンラインヘルプをブラウザで表示します。 - [ヘルプ(H)]→[寄付について(D)]
当サイトの寄付についての案内ページを表示します。 - [ヘルプ(H)]→[バージョン情報(A)]
このプログラムのバージョン情報を表示します。
Web Server Checker
ウェブサーバに対して接続を試行することができます。ホスト名と接続先のIPアドレスを個別に指定できる為、ドメインが切り替わる前でも検査ができます。
- IPアドレス
接続先のIPアドレス(ドメインも指定可)を指定します。 - ポート
接続先のポート番号を指定します。 - SSLを使用する
SSLを使用する場合にチェックを入れます。 - メソッド
HTTPの問い合わせメソッドを指定します。GET、およびHEADの利用のみを想定しています。 - Version
HTTPのバージョンを指定します。 - ホスト名
HTTPバージョン1.1の問い合わせ先ホストを指定します。 - パス
問い合わせ先のパスを指定します。 - BASIC認証
BASIC認証を行う場合はチェックを入れます。PLAINのみ対応しています。 - アカウント
BASIC認証で使用するアカウントを指定します。 - パスワード
BASIC認証で使用するパスワードを指定します。 - BASE64
アカウントとパスワードから生成されたBASE64形式の文字列を表示します。 - 接続
設定内容に従って、接続を試み、結果を通信ログに表示します。 - 通信ログ
通信内容を表示します。青が送信文字列、赤が受信文字列です。 - SSL証明書
通信時に取り交わしたSSL証明書の内容を表示します。
Apache Password Creator
ウェブサーバソフトウェア「Apache」で使用する、BASIC認証関連のファイルを生成することができます。
- クリップボードから読込
クリップボードからアカウントとパスワードの一覧を取り込みます。アカウントとパスワードはTAB区切りです。 - クリップボードへ書出
設定済みのアカウントの一覧をクリップボードに書き出します。 - 消去
設定済みのアカウントを全て消去します。 - 空欄のパスワードを埋める
設定済みのアカウントの中から、パスワードが未設定のアカウントのパスワードを自動的に埋めます。 - パスワード全て書き換え
設定済みのアカウント全てのパスワードを自動的に書き換えます。 - 桁数
自動生成されるパスワードの桁数を指定します。 - .htaccess
.htaccessのテンプレートが表示されています。(固定です。) - .htpasswd
登録済みのアカウントに対応した.htpasswdが表示されています。 - ファイル保存
現在表示されている.htaccess/.htpasswdをファイルに保存します。 - コピー
現在表示されている.htaccess/.htpasswdをクリップボードにコピーします。
FTP Server Checker
FTPサーバに対して、接続、ファイル一覧取得、ファイルのアップロード・ダウンロードを試行できます。
- ホスト
接続先のホスト名を指定します。 - ポート
接続先のポート番号を指定します。 - SSLを使用する
SSLを使用する場合にチェックを入れます。 - PASVを使用する
パッシブモードを使用する場合にチェックを入れます。 - パス
接続先のパスを指定します。ファイルのアップロード・ダウンロードテストを行う場合は、書き込み可能なパスを指定して下さい。 - アカウント
接続で使用するアカウントを指定します。 - パスワード
接続で使用するパスワードを指定します。 - ファイル名
ファイルのアップロード・ダウンロードテストで使用するテストファイルのファイル名を指定します。既に存在するファイル名と被らないように注意して下さい。 - ファイル内容
ファイルのアップロード・ダウンロードテストで使用するテストファイルの内容を指定します。 - PWD/LISTテスト
指定されたパスのPWD/LIST結果を受け取ります。 - ファイルUp/Downテスト
テストファイルをアップロードし、その後ダウンロードします。ファイルの内容が一致しているかを検査します。 - テストファイル削除
テストファイルを削除します。誤って重要なファイルを消さないように注意して下さい。 - 通信ログ(ウィンドウ右側のテキストボックス)
通信内容を表示します。青が送信文字列、赤が受信文字列です。
SMTP Server Checker
SMTPサーバに対して、接続、SMTP認証、テストメールの送信を試行できます。テストメールの送信については、誤送信をしないよう、十分に注意して操作して下さい。
- ホスト
接続先のホスト名を指定します。 - ポート
接続先のポート番号を指定します。 - SSLを使用する
SSLを使用する場合にチェックを入れます。 - コモンネーム
SSL証明書のコモンネームを指定します。(SSL証明書の判定にのみ影響があります。) - HELO
最初に送るコマンドをHELO/EHLOから選びます。 - HELOホスト
HELO/EHLOと一緒に送付するホスト名を指定します。 - From
メールのFROMコマンドで送付する送信元、及びテストメールの送付元を指定します。 - To
メールのRCPTコマンドで送付する送信先、及びテストメールの送付先を指定します。 - SMTP AUTH
SMTP認証を使用する場合はチェックを入れます。 - アカウント
SMTP認証で使用するアカウントを指定します。 - パスワード
SMTP認証で使用するパスワードを指定します。 - BASE64
アカウントとパスワードから生成されたBASE64形式の文字列を表示します。 - 実際にメールを送る
実際にテストメールを送信する場合にチェックを入れます。 - 件名
テストメールで使用する件名を指定します。エンコードせずに送信する為、7bit文字のみを使用して下さい。 - 本文
テストメールで使用する本文を指定します。エンコードせずに送信する為、7bit文字のみを使用して下さい。 - 接続
設定内容に従って、接続を試み、結果を通信ログに表示します。 - 通信ログ
通信内容を表示します。青が送信文字列、赤が受信文字列です。 - SSL証明書
通信時に取り交わしたSSL証明書の内容を表示します。
POP3 Server Checker
POP3サーバに対して、接続、認証、メールの受信、削除を試行できます。誤って重要なメールを消さないよう、十分注意して操作して下さい。
- ホスト
接続先のホスト名を指定します。 - ポート
接続先のポート番号を指定します。 - SSLを使用する
SSLを使用する場合にチェックを入れます。 - コモンネーム
SSL証明書のコモンネームを指定します。(SSL証明書の判定にのみ影響があります。) - アカウント
認証で使用するアカウントを指定します。 - パスワード
認証で使用するパスワードを指定します。 - 接続
設定内容に従って、接続を試み、メールの一覧を取得します。結果を通信ログに表示します。 - メッセージ
接続時に取得したメールの一覧を選択できます。表示内容は、メッセージ番号と容量です。一度接続をすると有効になります。 - 表示
メッセージで選択したメールをサーバに問い合わせて表示します。 - 削除
メッセージで選択したメールをサーバから削除します。誤って重要なメールを消さないよう、十分注意して操作して下さい。 - 通信ログ
通信内容を表示します。青が送信文字列、赤が受信文字列です。 - SSL証明書
通信時に取り交わしたSSL証明書の内容を表示します。
IMAP Server Checker
IMAPサーバに対して、接続、認証、メールの受信、削除を試行できます。誤って重要なメールを消さないよう、十分注意して操作して下さい。
- ホスト
接続先のホスト名を指定します。 - ポート
接続先のポート番号を指定します。 - SSLを使用する
SSLを使用する場合にチェックを入れます。 - コモンネーム
SSL証明書のコモンネームを指定します。(SSL証明書の判定にのみ影響があります。) - アカウント
認証で使用するアカウントを指定します。 - パスワード
認証で使用するパスワードを指定します。 - 接続
設定内容に従って、接続を試み、メールボックスの一覧を取得します。結果を通信ログに表示します。 - ボックス
接続時に取得したメールボックスの一覧を選択できます。表示内容は、メールボックス名です。一度接続をすると有効になります。 - 一覧取得
ボックスで選択したメールボックスのメール一覧をサーバに問い合わせて表示します。 - メッセージ
一覧取得時に取得したメールの一覧を選択できます。表示内容は、メッセージ番号です。一度一覧取得をすると有効になります。 - 表示
メッセージで選択したメールをサーバに問い合わせて表示します。 - 削除
メッセージで選択したメールをサーバから削除します。誤って重要なメールを消さないよう、十分注意して操作して下さい。 - 通信ログ
通信内容を表示します。青が送信文字列、赤が受信文字列です。 - SSL証明書
通信時に取り交わしたSSL証明書の内容を表示します。
Domain Checker
- ドメイン
問い合わせを行いたいドメイン名やIPアドレスを指定します。 - DNSサーバ
DNS問い合わせ先のDNSサーバを指定します。ディフォルトではPCのDNS参照先がセットされています。また、GoogleのDNSサーバがプリセットで入っています。 - レコードタイプ
A/AAAA/PTR/SOA/NS/MX/TEXTの中から問い合わせたいレコードタイプを選択します。UDPで取得できる範囲のみ対応しています。AXFR等は非対応です。 - DNS問い合わせ
設定内容に従って、DNSに問い合わせます。結果を通信ログに表示します。 - Whoisサーバ
Whois問い合わせ先のWhoisサーバを指定します。JPNICと各RIRのWhoisサーバがプリセットで入っています。 - 英語での回答を要求する(JPNIC/JPRSのみ)
JPNICとJPRSの問い合わせ時に、/Eオプションを付与し、英語での回答を要求します。「whois.nic.ad.jp」と「whois.jprs.jp」のみ使用可能です。 - 自動判定
現在ドメインに入力されているドメイン名やIPアドレスから、対応していると思われるWhoisサーバを自動的に選択します。 - Whois問い合わせ
設定内容に従って、Whoisに問い合わせます。結果を通信ログに表示します。 - 通信ログ(ウィンドウ右側のテキストボックス)
通信内容を表示します。DNS問い合わせにおいては、青が問い合わせ内容、赤が結果です。Whois問い合わせでは色の区別はありません。